武田メガネで頑張っているフレッシュな2年生から、副店長としてもキャリアを重ねた先輩に、普段は聞きづらい疑問や質問をぶつけてもらいました。

入社して2年経っても不安ばっかり。
どうすれば一人前の武田の社員になれるのでしょうか?

井上:私も入社して2年が経ちました。でも、まだまだ分からないことばかりです。中尾先輩やほかの先輩方のようになれるか不安です。

中尾:その気持ち、よく分かるな。私自身もそんな思いをしながらやってきたから。
この仕事はメガネや補聴器といった「お客様の体の一部となるものを販売する」難しい仕事だから、そんなに早く一人前にはなれない。だからこそ、努力が必要だし、やりがいも人一倍感じられると思うな。

井上:中尾先輩を見ているとそんな苦労をしたようには見えません!

中尾:実は、私が入社した時、配属の店舗に厳しい先輩がいて、よく叱られていたの。最初は、どうしてこんなにキツく言われるのか、まったく理解できなかったなあ。
でも、それは私を一人前の武田の社員として育てたいという「情熱の表れ」だったことに後から気づいたのよ。

井上:どうしてそれが分かったんですか?

中尾:私が入社3年目の頃、メガネにとても不自由されているお客様の対応をしたことがあってね。デスクワークや接客もされるお仕事の方で、メガネが合わないとすごく困っていらした。その時に、私はしっかり対応して満足いただけるようなご提案がしたいと心から思ったわ。
まずは接客の仕事を考えて、その方の魅力が引き立つフレームを探し、デスクワーク時には目に負担のかからない、疲労を軽くするような遠近両用レンズをご提案したの。 後日、そのお客様からお礼の手紙をいただき、それを一緒に読んだ先輩は私以上にそのことを喜んでくれたのよ。
先輩が厳しく育ててくれたからこそ、仕事に真剣に向き合えるようになっていたんだと気づいたし、その時、改めて先輩の厳しさの意味が理解できた。

お客様の満足を常に一番に考えられる販売員が
一人前だと言えると思うな。

井上:そういうきっかけがあったから、今の中尾先輩があるんですね。

中尾:そうだね。井上さんもそろそろ接客の楽しさが分かってきたでしょう。今以上にお客様に満足していただけるような対応を意識してみたら?
それができたらもう一人前と言えるね。

井上:そうですね。大事なことですね。
仕事を覚えることに追われて、目の前のお客様に対しての意識が足りませんでした…。

中尾:そうでしょう。仕事を覚えるのは何のため?

井上:一人前になるためです。

中尾:もちろんそれはそうだけれど。一人前ってどういうことかな。私は、お客様の満足を常に一番に考えられる販売員が一人前だと言えると思うな。そのためには自分の技術や知識をもっと高めていくこと。それが仕事のモチベーションにつながるはず。

井上:なるほど。具体的に“こうなりたい“とイメージして、目指すことが大事なんですね。

中尾:そうだね。それがプロ意識で、自身が成長するカギになるんじゃないかな。それに、もっと仕事に対しての向き合い方が変わると思うよ。

井上:中尾先輩、ありがとうございました。これからの仕事の関わり方がイメージできるようになりました。ますます意欲が湧いてきました!

中尾:これからも一緒に頑張っていきましょう。